櫻井哲夫 Nothin’ but the bass 2021
音楽の素晴らしさ
「音楽の良さは世界中のあらゆる人に伝わる」
楽曲の合間に話されていたこの言葉が非常に印象的でした。
本ライブはカシオペアやJIMSAKUのベーシストとして活躍し、現在はソロベーシストとして世界中で活躍されている櫻井哲夫(Ba.)さんのベースソロライブです。
ライブは前半・後半に分かれ、落ち着いた雰囲気の楽曲から思わず身体が動いてしまいそうになる激しい楽曲まで様々なジャンルが演奏されました。
一つの楽器から発せられたとは思えない、音の重なりは圧巻の一言でした。楽曲が進んでいくごとに思わず身体が動いてしまうような高揚感を覚えるパフォーマンスも印象的です。
ベースそして音楽全体に対する価値観をご自身で体現する姿は、思わず「カッコいい・・」と言葉に出てしまうほど魅力的でした。
最終曲の演奏後にはアンコールを求める拍手が巻き起こり、アンコールに応える楽曲の演奏終了後には、会場のボルテージは最高潮に達し、大盛況の中、本ライブは幕を下ろしました。
Profile
櫻井哲夫(Ba.)
ベースという楽器を使って自己実現を追求。
リーダー活動は、ソロ・ライブ、櫻井哲夫バンド、Jacoトリビュート・ライブ。
1976年~1989年「カシオペア」
1990年~1998年 「JIMSAKU」
のメンバーとして活動。全国各地と世界約20ヶ国で公演活動。
1999年以降ソロ・アーティストとして、独特の暖かさや激しさを持つオリジナル曲とベース・プレイで国内、海外に活動の輪を広げる。
Projectとして、アメリカのDennis Chambers, Greg Howeとの “GENTLE HEARTS”、ブラジルのDjavan, Ivan Lins, Rosa Passos, Filo Machado達との “BRASIL CONNECTION”など、海外アーティストと共演も多く、国際ジャズフェスティバルにも多数出演。
サイドマンとして、Bob Jamesのアジア・ツアー、梁邦彦、川口千里、世良公則&Guild9、齋藤ノヴ・セッション等。後進の育成として、昭和音楽大学で講師を務める。
ドイツのWarwick Bass Camp 2015&2016(1週間の合宿セミナー)にプロフェッサーとして参加。
2019年5月、デビュー40周年を迎える。
1979年レコード・デビュー以来、ソロ13枚、バンドで35枚のCD、4本の教則、7本のライブ、1本のドキュメンタリーDVDをリリース。
最新作は、2015年、ソロアルバムCD『Nothin’ but the Bass』、2017年、ドキュメンタリーDVD『櫻井哲夫 密着365日 ~国境を越えて音世界を旅するベーシストの日々~[DVD2枚組]』が発売中。
この度は”櫻井哲夫 Nothin’ but the bass 2021”へ会場・配信共にたくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございます。またのお越しを心よりお待ちしております。